京橋駅の近くのアトリエで開催中の知人の個展に行ってきました。
平日なので本人はいないかなと思っていたら、まさかの3年ぶりの再会がはたせて嬉しかったです。 日本画の技法をベースにした現代絵画を描いていますが、前回の展示からたいぶ趣が異なっていて、会うたびにいつも進化している人だなあと、つくづく尊敬してしまいます。 ポストカードには載っていませんが、うなぎの絵があって、個人的にはその絵に一番惹かれました。 これまでは植物と昆虫との間で取り交わされる本能的な営みのなかの「知」を表現するために、彼女はひたすら観察者の立場でしたが、 最近は、人間とは別の生命の営みのなかに自分自身(人間)を組み込もうとしているとのこと。 この蟹の絵にも蛸の絵にも、人間にしかなしえない関わりかたが描かれています。 #
by iftuhsimsim
| 2012-02-28 19:31
| 美術館
五反田駅の近くにある美術館です。
大日本印刷とルーブル美術館の共同プロジェクトとしてオープンし、 IT技術を駆使した新しい鑑賞方法を紹介しています。 第8回「来世のための供物展 古代エジプト美術から読み解く永遠の生への思い」を見に行きました。 ルーブルからやって来た遺物はごくわずかなのですが、一つ一つの展示物の脇には詳細な説明をしてくれるタッチパネルのマシンがあります。 プレートでの解説は長々書かれていると、読む気が萎えるし、場所をとりますが、デジタルなら画面を切り替えるだけなので、沢山の情報が詰め込め、利用者は興味に応じた解説を選んで読むことができます。 このミュージアムが成功しているのは、何よりも本物が目の前にあること。 それからほどんど待たずに観れること。(完全予約制で人数制限がされています。) 補足してくれるヴァーチャルがあって、「本物」をよりいっそう深く観ることができる、 そんな作用がとても巧く働いていたと思います。 考えてみると、よくあるのは「本物」がないのでヴァーチャルで再現する展示です。 だからどうしてもヴァーチャルにはポジティブなイメージがなかったのですが、 本物と一緒に見せるというはいい方法だなあと感心しました。 じっくりと解説に浸っていると一つの展示物にかなりの時間がかかります。 そのせいもあって、観覧者数がとても少なく設定されており、ガードマンや従業員の人たちの視線に少し物々しさを感じなくもなかったです。 見終わった後の実感として、DNPの最新技術を見に行ったような感じがしました。 #
by iftuhsimsim
| 2012-02-25 01:39
| 美術館
トロント大学のキャンパスの一角にある Royal Ontario Museum です。
カナダ + 古今東西の品々が展示されています。 2日半のトロント滞在中、2日間はここにこもっていました。 最初の1日は倉庫で写真撮影。次の半日は学会発表を聞き、ラスト3時間くらいでようやく館内周遊。 夜の時間は、見る事のできるコーナーが限られていて、見る気まんまんだったマヤ文明や古代オリエント文明の展示がまさか見れないとは。 でも、それでも見応え十分なほど、充実したミュージアムでした。 ディスプレイの仕方がとても工夫されています。 主に生物の展示コーナーを見て回ったのですが、 大きな造り物の木のがどーんと立ち、その枝に様々な種類の鳥の剥製が止まっていたり、 あざらしの剥製は宙につるされ、水中を泳いでいるかのようだし、 キッズコーナーでは、日本ならイラストなどで解説していそうなところ、ROMはとにかく本物(剥製や標本)を置きます。 また展示スペースとは関係ない通路に、所蔵品をインテリアとして飾っているのも洒落ています。 #
by iftuhsimsim
| 2011-11-10 10:20
| カナダ2011
初めて荷物がなくなってしまいました。バンクーバーでの乗り継ぎのときに荷物だけが飛行機に乗り遅れたみたいです。翌日の夕方に無事宿に届きましたが、PCやカメラのアダプターなどすぐに代用品が手に入らない物に困ってしまいました。
それはさておき、黄色い灯りのともっているお家が滞在したB&Bです。 看板も何もなく、いたって普通の住宅です。住所の番地だけをたよりにドキドキしながらベルを押したら、間違っていなくてホッとしました。 トロント大学がすぐそばにあります。 町が大学のキャンパスと一体化していてとても雰囲気のいい環境です。 トロントももちろんアジア系の人が多く、普通に道を尋ねられたりするくらい、すっと環境になじんでいけるのが心地良い。 #
by iftuhsimsim
| 2011-11-09 01:14
| カナダ2011
ホワイトホースの中心地から車で約30分。
カナダ北極圏の動物を自然に近い形で飼育している場所があります。 バイソン、ミュール、カリブー、ムース、キツネ、ヤギなどがおり、 またこの広大な敷地でハイキングしている人たちもけっこういました。 ここを訪れた一番の目的はマスコックス。 氷河期から姿が変わっていないと言われる牛です。 遠くからしか見えなかったけれど、いつか実物を見る事があるのだろうかと思い続けていた動物だったので、感動。 #
by iftuhsimsim
| 2011-11-09 01:08
| カナダ2011
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