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武者小路

f0236873_1314038.jpg「仲良き事は美しきかな」
つい先日知人からいただいたメールに武者小路実篤のことばがあって、その矢先にこの記念館を知ったので行ってみました。

調布市の閑静な住宅街にあります。

この記念館の一番いいなと思ったのは図書室です。著作はもちろん、彼が所属していた白樺派に関する本や、アートに関する本などが本棚にずらり。初版本も普通ならガラスケースごしに見るところ、何冊かは直に手に取って読めるような配慮がされています。
一日ゆったりと本を読みに来たいような場所でした。


この記念館に隣接した庭(実篤公園)の一角に、武者小路が晩年の20年間を過ごした家があります。
平屋で3部屋しかない、こじんまりとした家です。
開室日は土日祝のみで、時間も限られています。もちろんその日を狙って行ったわけですが、家の番をされているおじさんがいて、おしゃべりしながら、武者小路の話や昔のこの周辺のことについて教えてくださいました。
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by iftuhsimsim | 2011-08-18 11:18 | 美術館

パシャリ

f0236873_015452.jpg東京都写真美術館へいってきました。

企画展『こどもの情景』は期間別に3部作の構成で、私が行ったのは、第2部『こどもを撮る技術』展です。
写真に写る子どもたちのポーズや背景などから、その時代のカメラ技術を解き明かしていくという内容でした。

19世紀に発明された「ダゲレオタイプ」という手法が、世界初の実用カメラにあたり、この時代の写真から展示は始まります。

「ダゲレオタイプ」は露光が数分必要です。だから子どもをいかに動かさないかが課題になります。この時代、小さな子どもが一人で写っている写真はほどんどなく、笑顔もありません。腕をくんだりして体を支えるポーズが多いのもそのためです。

やがて時代とともに露光時間が短くなり、写真は瞬間を切り取るものへと変化していきます。


でも、どれだけ技術が発達し撮影の幅が広がったといっても、やはり良い写真は「こういう写真を撮りたい」と構想があった上で撮られているのだと感じました。
むしろ可能性が広がった現代ほど、撮る前の構想が必要になっているとも思いました。


今回おもしろいと思った写真に、外国人が撮った日本(の子ども)というものがありました。
1枚奇妙だったのは、19世紀に撮られた「日本家屋の室内」というタイトルの写真で、家族団らんの様子が写っています。でもなんだか違和感を覚えるのです。忍者のような格好をした人物が写っていたり、家の中の様子も日本のものを寄せ集めているような。「自然」な場面なのだろうかとクビをひねって見てましたが、「自然」な場面だと言われれば、そうかとも思えるし、、、
いまだに謎な写真です。
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by iftuhsimsim | 2011-08-15 00:10 | 美術館

追涼

f0236873_10165086.jpg葛西臨海水族園。
無料チケットをいただいたので、夏休みのさなか行ってきました。ちびっこたちの数が半端なかったです。

それでも魚が水の中を優雅にスイスイ泳いでいる姿は、見ているだけで心地よいものです。

それに、海の生き物って見慣れぬ姿をしている者たちが多く、興味が絶えません。1本の藁みたいな生物が水中でじっとしていて、そんなのが命をもって名前をもって生きているなんて。







f0236873_11165847.jpg海中の花畑。
鮮やか。
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by iftuhsimsim | 2011-08-14 10:07 | 美術館

遠野へ

夏の日本の旅はせっかくなら観光の盛り返しをがんばっている東北へ、ということで週末をつかって岩手へ行ってきました。行きも帰りもガラ空きの新幹線の自由席にちょっとびっくりしました。

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遠野はずっと来たかった場所で、本当はこの町に泊まりたかったのですが、震災以降、復興支援の拠点地となっていたため、ボランティアの方たちの宿泊を優先させている部分があり、問い合わせた宿はことごとく満室で断られてしまいました。

ここは民俗学者・柳田國男の『遠野物語』の舞台で、河童や座敷童がいると言われる民話の町です。

天気予報をみてどれだけ暑いんだと危惧していましたが、午前中の雨のおかげで過ごしやすく、駅前でレンタル自転車を借りて、のんびり探索開始。


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花がどこまで行っても、道がひっそりし始めてもそれでも、きれいに手入れされて咲いている町。


若者たちが(中学生とか高校生とかもっと大人なひとたち)が行き交うたび、見知らぬ私に「こんにちは」と声をかけてくれるので、最初のうちは驚きと嬉しさでドキドキでしたが、そのうち慣れてくるとそんな挨拶も自然な事になってくるのでした。
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by iftuhsimsim | 2011-08-01 02:04 |